本書は子育てで困ったことがあれば
ページをめくるとピンポイントで
解決手段が載っています。
例えば…
スマホの使い過ぎ→チケット制にする
食事が進まない→試食コーナーごっこをする
など、具体的な解決策が満載です。
後は、何と言っても読みやすい!
文字が大きくて、イラスト付きで
困ったことがあれば手軽に調べられます。
ママやパパに寄り添ってくれており
育児書の中でもかなり読みやすいんじゃないでしょうか。
![]() | 子どもに伝わるスゴ技大全 カリスマ保育士てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ! [ てぃ先生 ] 価格:1320円 |

著者である「てぃ先生」は
17年目(2025年時点)の現役保育士さんで
SNSでもよく発信し、講演や
保育園へのアドバイスなど精力的に活動されています。
スマホやテレビを観すぎてしまう
子どもがスマホやテレビを観すぎる問題…
困っている方も多いんではないでしょうか。
「チケットを渡すとスマホが使える」というルールがいい感じ!
「ダメ」ではなく「チケットがないから使えない」というハッキリしたルールを設けることで、子どもの納得が得やすい。1日1枚発行。1枚で15分までとかね。
引用:子育てで困ったら、これやってみ!
なるほど!
この手があったか。
ちなみにうちでは
テレビのオフタイマーで強制的に消しています。
事前に説明しても「まだ見たい」とぐずることもありますが
間にチケットが入ることで納得しやすいんじゃないでしょうか。
「自分がされたらどう思う?」は効果がない?
子どもがオモチャを取ったり
お友達をたたいてしまったり
そんなときに「自分がされたらどう思う?」と
気持ちを察するように声をかけることがありますが
なんと、子どもたちはあまり理解できていないよう
相手の気持ちを察する能力は、脳の機能でいうととても高度なもので4~5歳くらいから徐々に育ち始めて、実際にこの能力を使えるようになるのは小学校高学年とか中学校になってからと言われています。(中略)
では、どうすればいいかというと「自分がされたらどう思う?」ではなくて、「ママ(パパ)がたたかれたら、どう思う?」と聞いた方が子どもには響きます。「ママはいやだと思う」と察するのではなくて、大事なママがたたかれたら”自分が”いやだからです。
そうか~
脳が発達中の子どもは
相手の気持ちを察する
「後で」とか未来を想像する
ような大人が当たり前にやっていることが難しいこともあるので
声のかけ方を工夫しないといけませんね。